24日付の読売新聞地方版に、石松家の記事を載せていただきました。
10月29日に新川公園で開催されたイベントで、記者の方に声をかけていただき、後日石松家に取材に来られました。
僕は動物愛護の世界や繁殖業界のことを詳しく知っているわけではありません。
そのため、あくまでも僕が経験してきたこと、僕が見てきた世界のことをお話ししました。
限られた紙面でそれを全て載せるのは不可能ですが、とても丁寧に記事にしてくださり、感謝致します。
その後数件の問い合わせがあり、支援物資を送っていただけるというお話もあり、大変ありがたいです。
ただ、中にはシェルターや保護犬、繁殖犬というものを勘違いしていらっしゃる方からの問い合わせもありました。
子犬がほしいとか、子犬が産まれる予定はあるのかとか……。
でも、仕方がないことだと思います。
この現実を知ろうとしてこなかったかつての自分のように、まだまだ周知と理解が足りないのです。
その原因を個人に求めるのは違うと思っています。
今日は冷たい風が強く、朝から寒い一日です。
こんな日はいつも思いを廻らせます。
屋外の繁殖場で暮らすあの子達は、これから数ヶ月の間、厳しい寒さと戦い続けなければなりません。
シニア犬、特にワイマラナーのようなシングルコートの短毛種にとって、とてもつらい季節です。
中には屋根があるだけの、風除けすらない犬舎もあります。
あの子達が冬の寒さに震えている姿を想像すると、夜、布団で眠っている自分に罪悪感が芽生えてしまうのです……。
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