有栖と玉悟の・・・
先日知ったのですが、どうやら有栖と玉悟の間には4頭の子が生まれているようです。
2018年12月頃に生まれた男の子3頭、女の子1頭。
今生きていれば、6歳数ヶ月でしょうか。
有栖の血統名はアリサ、玉悟の血統名はダイナモ。
誰の子とか関係なく、全ての子犬達には幸せな犬生を歩んでほしいですが……。
パピーミルで過酷な犬生を歩んできた有栖と玉悟――その子供達が、連なった不幸の鎖から解放されていることを願うばかりです。
繁殖業者はどこから親犬を仕入れるのか?
有栖や夕羽、龍馬はブリーダーから、玉悟はペットショップからパピーミルに流れ着いています。
一方、「自家産」と呼ばれる、パピーミルで産まれた子犬がそのまま親犬になることもあります。
有栖の娘、はつがそうでした。
母と娘
4月6日(日)、前橋市の日本キャンパック大室公園で開催されたわんわんフェスティバルに参加させていただきました!



石松家からは夕羽と有栖、そして大吉を連れて行きました。
雨が心配されましたが、最後まで降ることなく終われてよかったです。
S様、O様、ボランティアの皆さん、ありがとうございました。
譲渡会としての参加でしたが、たくさんのわんちゃんが遊びに来ていたため、アリスたちが里親を募集している子だということが伝わりづらかったのが反省点です。
たぶん遊びに来ている子だと思われていました^^;
次回参加する時は、もっとわかりやすいものをアリスたちに身につけてもらおうと思います!
また、これまで石松家にご寄付いただいた支援物資の中で、石松家では環境・条件的に利用できないクッション類や小型犬用の首輪などを、ただ眠らせておくよりは役立てていただける方にお譲りしたいという思いで持参致しました。
結果、13,100円ものご寄付を賜りました。
皆様、誠にありがとうございました!
収支は改めて月末にブログでご報告させていただきます。
そして…
当日はなんと、有栖の娘であるぴぴちゃん(元・はつ、血統名アリコ)が会場に来てくれました!






有栖を保護した時のブログでも書きましたが、ぴぴちゃんは2016年3~4月頃、有栖が初めて産んだ子です。
(有栖は2015年4~5月生まれなので、だいたい1歳頃での出産になります。以前誤って伝えたかもしれません。)
アリス♀とアリエス♂の間に生まれたアリコは「はつ」という名前で呼ばれ、両親と同様、そのままパピーミルで親犬にさせられてしまいました。
何年も何年も、鎖された狭い地獄で、灰色の夢しか見られない犬生が続きます。
病気になりオーナーが手放してくれたことで、有栖よりも一足先に外の世界に出られたぴぴちゃんは、わんだん邸さんの元で本当のご家族と出逢うことが叶い、このたびお母さんに会いに来てくれたのです。
不幸の連鎖を断ち切れ!






この子は2023年7月に保護したチャウチャウのガッツ石松子。
石松家の「石松」とは無関係で、たまたま名前がOK牧場してしまっただけでありますb
この子も、今は本当のご家族と伴に幸せな犬生を歩んでいます。
ガッツ石松子もまた、「自家産」でした。
母犬の石松(石松家の石松とは違いますよ!)も、父犬のガメラも、どちらもパピーミルで暮らす繁殖犬。
(幸いなことに、石松もガメラも既に有志の方によってレスキューされています!)
そこで生まれた石松子も、ぴぴちゃんと同じように繁殖犬になり、鎖で縛られ地獄から抜け出すことのできない犬生に囚われてしまったのです。
ぴぴちゃんも石松子も、病気になったからたまたま外に出られましたが、もし致命的な症状が出るギリギリまで耐えてしまっていたら、アリエスのように助からなかったかもしれません……。

パピーミルにいた時の写真。

噛みちぎってしまった子。

有栖と玉悟に子がいたこと。
娘のぴぴちゃんが会いに来てくれたこと。
僕は普段、誰が誰の子かどうかは全然気にしませんしあまり興味もないのですが、自分がお世話している子達が産んだ子犬達が、不幸の連鎖にまだ縛られている可能性を想うと、哀しい気持ちになります。
人類の文明が造り出した不自然の摂理によって編まれたその鎖が、命を歓べない世界が、いつか壊れる未来は訪れるのでしょうか。
ぴぴちゃんのご家族はじめ、わんわんフェスティバルに足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました!
今後もイベントへは可能な限り参加したいと思っていますので、よろしくお願い致します!



汐君も来てくれました!
リードを付けての散歩を極め、散歩マスターになったといううっしー。
成長したね~(;O;)


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