大吉がトライアルに挑みます!
大吉のトライアルが決定致しました!
ご希望者様が大吉に会いに、遠いところから石松家へと来てくれました。
咬み犬という特性をご説明し、心配な点も列挙してお伝えしましたが、それでも迎え入れたいという熱意を感じました。
11月上旬から、大吉の新たな生活が始まる予定です。
今までも何度かトライアルの申し込みはあったのですが、大吉のことを詳しくお話しすると皆さんやはり辞退されていきました。
今回、大ちゃん初の挑戦となりますが、ご家族様の温かなお気持ちは既に十分伝わっております。
あとは成功を祈るのみです!
玉悟が歩行障碍?
ボロボロの状態で保護し、皮膚疾患や慢性腸炎を乗り越え戦ってきたファイティングフェニックス・玉悟ですが、最近歩様に違和感を覚え始めました。
散歩中に座り込む回数が増え、有栖や雪丸と一緒の速さで歩くことも難しくなってきたのです。
歩き方を観察すると、どうやら前足、特に左前脚が上手く動かせていないようでした。
ハーネスで前肢を持ち上げると、後ろ足で普通に歩きながら空中で前脚を動かしていたので、本人的に歩く意志はあるけれども体重を支えられない、足が言うことを聞かないのかもしれません。
病院でレントゲンを撮ってもらいましたが、先生が言うには骨に異常はないので、神経の問題とのことです。
変性性脊髄症(DM)のような遺伝病が頭を過ります。
玉悟は、ペットショップで売るようなブリーダーの元で生まれた純血種です。
遺伝病が発現しても、正直全然不思議ではないと思ってしまいます。
加えて、有栖と比べても玉悟は体が弱い子です。
すぐお腹を壊す、体重が増えない、毛質が細く栄養が行き渡っているように見えない、皮膚異常がよく出る、などなど。
有栖は食べればすぐ太るのに(;’∀’)

前足から始まる歩行障碍は珍しいような気もしますが(だいたい後ろ足から弱る印象です)、一応、まだ歩くことは可能で散歩にも行けます。
長い距離になると前足が震え始めてしまうので、みんなと一緒に行くのはもう難しいですが……。
それでも、少しでも筋肉を維持するために、歩けるうちに歩いてもらうつもりです。
玉ちゃん自身も、まだまだ歩きたい意志はあるので。
玉悟の里親募集に関しては、今後の状況次第ではやめるかもしれません。
寝たきりになる可能性が高く、このまま石松家で看取るのも視野に入れています。
……ドッグランをもっと早く作っていれば、玉ちゃんを好きなだけ走らせることができたなあ。
でも、上手く動かせない足で懸命に歩いている玉悟を見ると、悔やんでいる場合ではありません。
僕もあの子にしてあげられることを懸命に探して、残された時間を虹色に輝くものにできるよう頑張ります!
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