ラブラドールレトリーバーの♂の子を保護
3月も下旬なのに、雪が降りました。
宮城県にいた頃でさえ、近年は3月に入るとほとんど雪なんて降らなかった記憶がありますが、降るんですね~。
ボランティアさんたちのおかげで、庭の運動場造りも少しずつ進んでいます。
3月24日、繁殖場からラブラドールレトリーバーの♂の子を保護しました。
この子は繁殖犬として交配に使われていた――わけではなく、ただ何年も繁殖場で飼い殺しにされていただけです。
余剰犬というやつです。
血統書もなく、何歳なのか、生まれはどこなのか、何もわかりません。
おそらく事情を把握している従業員が既に退職してしまい、スタッフの入れ替わりが激しいため、誰も何も知らない状態になってしまったのだと思われます。
人間で言えば戸籍がないようなもの。
存在していることが、生きていることが、懸命に上げているその声が誰にも届かない虚しさ。
尊厳を奪われた檻の中で、ただ仲間達が死んでゆくのを見送り、自分の順番を待つだけの日々。
そんなのあんまりだろ?
きっと同じような境遇の子は、僕達が知らないだけで、数えきれないほどいるのでしょうね……。
東京のシェルターへ搬送!
翌日、受け入れてくださる東京のシェルターへ車で向かいました。
多くの子が里親さんと出逢えたようで、知らない子だらけになっていました(笑)
会えなくて寂しさもありますが、これは喜ぶところですね!
きっと新しい名前が贈られるだろうから、お前のことをこう呼ぶのはこれが最後だと思う!
今までよく頑張った、ムサシ!
お前の物語は始まったばかりだ!
帰りに偶然うるちゃん(元の名前は日向)に会ったよ!
久しぶりだったからたぶん完全に忘れ去られていたと思う(笑)
元気そうでよかったです!
里親さん見つかるといいな!
支援金収支報告
それ以外はピンの目薬代ですので自費です。
使用させていただきました。
ご支援に心より感謝申し上げます。
また、クラウドファンディングへのご協力もありがとうございます!
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