2頭のわんちゃんを保護しました
赤柴の瑠璃
8月に入り、わんちゃんの保護依頼が立て続けにありました。
1頭は赤柴のシニア犬。
天馬や美々美と同じ、高齢者が施設に入所したことによる、空き家への置き去り事案です。
認知機能の低下により意思決定が難しく、状況に流されて為すがまま……といったところでしょうか。
天ちゃんたちとの違いは、今回は一応飼い主さんが知人にお世話を託して施設に入ったことですが……取り残されたわんちゃんが置かれた状況は芳しくなく、隣人が見かねて警察や愛護センターにも相談したのですが、現行の動物の愛護及び管理に関する法律に「緊急一時保護」の規定がない以上どうすることもできず、僕のところに話が来ました。


15歳の女の子とのことです。
全盲ではありませんが、目はほとんど見えていません。
ヘルニアか脂肪種かわかりませんがお腹に腫瘍があり、ただこの齢まで生きていられるということはそこまで悪性のものではないのかもしれません。
食欲があまりないのが気がかりですが……。






穏やかでマイペースな子です。
残された時間はあまり多くはないと思いますが、石松家で穏やかに過ごしてもらえれば嬉しいです!
元の名前が以前石松家にいた子とほぼ同じだったので、少し変えて瑠璃と呼ばせていただきます!
「瑠璃」は宝石のラピス・ラズリの和名らしい。
よく知りませんが綺麗な藍色の鉱石です。
瑠璃ちゃんをよろしくお願いいたします!
黒柴の琥珀
瑠璃を保護した数日後、家の近くを放浪している子がいるとの一報が。
逃げずにその場で留まってくれていたので、ご近所の方と協力してなんとか捕まえることができました。


毛玉ができていたのでブラッシングをかけたら、恐ろしいことが起こりました。
舞い落ちる小さな黒い粉のような物体。
よく見たら……蠢いている!(;゚Д゚)
ダニ!?
これは危険な状態だニ!
すぐに薬浴するだ二!

小さなダニは洗い落とせたけれど、食らいついたマダニは洗っても落とせませんでした。
マダニは吸血の際、セメントのような物質を出して宿主と強固に連結し、一度食いついたら1週間以上吸血を続けます。
無理に引き剝がそうとすると頭部だけが皮下に残り、感染リスクが上がるために絶対にやってはいけません。
マダニは吸血を終えるとセメント溶解物質を出し、自ら宿主から離れます。
とりあえず皮膚に駆虫薬を滴下したところ、数時間後、シャンプーが効いたのか薬が効いたのかはわかりませんが1匹床に落ちていました。

続けて何匹か床で発見し、病院で診てもらった後、異状がないことを確認してから石松一家との対面を果たしました。
迷い犬なのか? 捨て犬なのか?
人馴れしていることから、野犬という線はないですね。
そして僕は最初、この子は雑種かと思ったのですが、黒柴なのでしょうか?
黒柴のような気もしてきました。
今ではむしろ、なぜ最初に雑種と思ったのか不思議なほどです。
顔つきが流星や龍馬、瑠璃とも違って、毛並みがボサボサで逆立っていたのからそう思い込んでしまったのかもしれません。
迷い犬なら、飼い主が探しているはず。
しかし警察、愛護センター、SNSなどを確認しましたが案の定そのような気配はありません。
首輪もしていませんし、やはり捨て犬でしょうか……。
しかもこの子が純血種の黒柴なら、高齢の繁殖犬をブリーダーが捨てた可能性もあります。
下腹部が出産経験がありそうな弛み方をしている気もしますし……(-_-;)
ともあれ、この子の過去はもうわかりません。
これまでのことより、これからのことを考えて、幸せな犬生に繋げるべく支えてまいります。
瑠璃に続いての保護となったので、宝石繋がりで琥珀という名を贈ります!
ちなみに琥珀は鉱石ではなく、太古の木の樹脂が途方もない年月をかけて固まった化石です。
誰にも知られず、暗い土の下で独り果てしない時間を過ごした鉱石も、化石も、一つひとつが星のように光り輝く宝石なのです( ◠‿◠ )
瑠璃と琥珀、石松家宝石組をどうぞよろしくお願いいたします!


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